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龍馬伝とはいったい何か
もともと、歴史が好きな女性は大勢いると言われていましたが、2008年後半あたりに、そのなかでも特に20歳?30歳の若い女性の動向が注目され始め、彼女たちを指して「歴女」という言葉が生まれました。歴史が好きという女性を指す、「歴女(れきじょ)」という造語まで作られました。次いで人気が高いのは、幕末の志士たちだそうです。「歴女」が好きな歴史は、国内・国外を問わないとされていますが、多くは日本の歴史を指すようです。
2009年になり、NHK大河ドラマ「天地人」や、戦国時代を舞台にしたアクションゲームなどの影響から、「歴女」がメディアで取り上げられ、その名が全国的に広まったようです。最近の歴史ブームには目を見張るものがあります。中でも、伊達政宗や真田幸村といった戦国時代の武将に対しては、特に熱心な「ファン」が多いと言われています。
作家や歴史家の方々が、それぞれの視線でまとめた「龍馬伝」も数多く出版されていますし、龍馬を扱った映画やドラマもたくさんあります。今話題のNHK大河ドラマ「龍馬伝」は、岩崎弥太郎の視点からみた坂本龍馬の生涯が描かれています。ある経済研究所の調査では、「歴女」による歴史関連市場は約700億円に達すると報告され、長引く不況下のなかで数少ない有望市場だと注目されました。
ある調査サイトの幕末志士の人気ランキングでは、第1位は坂本龍馬となったそうです。幕末には、熱い志をもった志士たちが、大勢活躍しました。こうして「歴女」は、2009年の新語・流行語のトップ10にも入りました。
歴ドル
歴史が好きな若い女性のことを指す「歴女」に並び、「歴ドル(れきどる)」という造語も作られました。さらに美甘子さんは、坂本龍馬の生涯をドキュメンタリーで描いたDVD「坂本龍馬の生涯」にも出演なさっています。このDVDは、「坂本龍馬幕末歴史検定」公認DVDであるとともに、NHK大河ドラマの「龍馬伝」をもっと楽しみたいという方にもおすすめのDVDといわれています。
よく知られている「歴ドル」には、小日向(こひなた)えりさんや美甘子(みかこ)さんがいらっしゃいます。この検定は、龍馬の生涯に関する龍馬伝の知識だけではなく、幕末の歴史全般の知識に関する検定だそうです。小日向えりさんは「元祖歴ドル」とも言われ、三国志をテーマとしたブログ「三国志見聞録」、戦国時代をテーマにして「戦国見聞録」、幕末をテーマにした「幕末見聞録」と、歴史に関するブログを三つも持たれています。
美甘子さんは、坂本龍馬が一番好きな歴史上の人物だと言うことで、幕末についても書かれている「歴っしゅ!ブログ」を持たれています。アイドルですので、もちろん容姿端麗であることは言うに及ばず、その歴史の知識について、歴史ファンなどから認められていなくてはなりません。また、彼女は「坂本龍馬幕末歴史検定」のイメージキャラクターにもなっています。
「歴ドル」とは、歴史に詳しいアイドルである「歴史アイドル」を略した言葉です。特に三国志に精通されていて、女性芸能人で唯一の「三国志検定」三級の資格保持者となっています。
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福山雅治さん
2010年大河ドラマ「龍馬伝」の主役、坂本龍馬を演じられているのが、福山雅治さんです。また、年末には16年ぶりにNHK紅白歌合戦に出場しました。このように、あらゆる角度においてミュージシャンの真髄を発揮された2009年を終え、そして迎えた2010年は「龍馬伝」に全力を注がれることと思います。
デビュー20周年を迎えられた2009年は、原点である音楽活動を精力的にこなされたそうです。初めての日本武道館ライブや全国12ケ所・全36公演のこれまでで最大というアリーナツアーに加えて、長崎の稲佐山公園で9年ぶりの野外ライブを行いました。街全体が異常な熱気に包まれたという、稲佐山ライブの2日間だけにとどまらず、今や長崎は「福山ブーム」「龍馬ブーム」に沸いているそうです。
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「龍馬伝」への出演は、製作側からの熱烈なオファーにより実現したそうです。長崎は坂本龍馬ゆかりの地であるとともに、福山さんの出身地でもあります。福山さんの持つ、年齢を感じさせない永遠の少年性や、会う人を魅了してやまないカリスマ性が、龍馬のイメージにかっちりと重なり、龍馬のイメージを体現できるのは福山さんしかいないという思いからとのことです。
「龍馬伝」と聞けば、女性のみならず男性も、福山雅治さんの名前が頭に浮かぶのではないでしょうか。今や俳優としての評価も高く、音楽プロデューサー、ラジオパーソナリティー、写真家と、さまざまな方面で活躍中の福山さんですが、デビューはミュージシャンとしてでした。
龍馬伝の中の福山雅治さん
ジムのトレーニングの成果もあって、重心を固定して移動する動作に関しては、殺陣の先生にもお墨付きをいただいたそうで、これからは上半身の動きを課題にして練習を積まれるということです。演出家の大友啓史さんも、「これまでに見たことのない『福山雅治』を見ることが出来るかを期待している」と、インタビューで話されています。大変なのは、一話ずつを順番に撮影するのではなく、第7話のシーンを撮影していたかと思うと、次は第11話のシーンの撮影というように、話が急に飛ぶということだそうです。
龍馬ゆかりの地、長崎は、福山さんの故郷でもあります。ですが、長崎にいる頃は、「亀山社中跡」にも行かれたことがなかったそうです。そういう意味で、この「龍馬伝」のなかでは、これまでと違う福山さんを見られることができそうで、とても楽しみですね。
「龍馬伝」の撮影後、モニターを見て、ご自分でも見たことがなかった表情があったりと、自分自身で驚かれるようなシーンもたくさんあるそうです。また、殺陣(たて)のシーンにも苦労されているそうです。これまでにも、たくさんのドラマや映画に俳優として出演なさっている福山雅治さんですが、感情を表に出すシーンというのは、これまであまりなかったそうです。
坂本龍馬役を演じることになって、それまでは見向きもしなかった長崎の街の歴史や文化、街の特異性を初めて知ることができたと話されています。「龍馬伝」に限らず、大河ドラマの撮影では、こういうことはよくあることだと知り、そのことへの対応がこれからの課題と話されています。